四国カルスト〜天狗高原にGoProを持って行ったら大活躍だった話

こんにちは!
兵庫県民でありながら年に何度も高知県へ通う、高知好きの”るるん”です。
皆さまは四国カルストをご存じでしょうか。
四国カルストは、愛媛県と高知県の県境に東西約25km、標高1000~1500mにわたり広がる日本三大カルストの一つです。
「日本のスイス」に例えられる景勝地でもあります。
石灰岩が点在する大草原と、放牧された牛がのどかに歩く牧歌的な風景が特徴で、「日本のスイス」とも称されます。
高知旅に訪れるにあたり、目にした方も多いはずですが、どんなところなのか想像がつきにくい場所でもあるように思います。
今回は、四国カルスト(主に天狗高原)の魅力をGoProで撮った写真を元に存分にお伝えしたいと思います。
最後まで読んでいただければ、高知県や愛媛県を訪れた際は、行きたい候補に入ることはもちろん!カメラを持っていくと楽しさが倍増することに納得いただけるはずです。
それではどうぞ!
四国カルストはどんなところ?

るるんが四国カルストを知ったのは、高知に何度も旅行に来てからでした。
元々、高知愛は坂本龍馬好きから始まり、海の幸、お酒と魅力にどんどん気づき海だけじゃない、川の魅力に引き込まれて行って次は山に目を向け出してそこから数年、やっと辿り着いた次第です。
山までの道のりは長かったです。かなり遅めの登場でした。
そして、最初行ったことのある別の場所と勘違いしていて、友達にはずっと「あそこでしょ?前に行ったことある!」と話していた為、目的地候補からずっと外れていました。
ある旅のときに、四国カルスト(天狗高原)の話になり、いつも通り行ったことある、あの風車のところだよね?と答えると、友達は???という顔。
え?風車を近くで見れるところだよね?
‥結果、全然違う場所を四国カルスト(天狗高原)と思っていました。
調べて見ると、全然違う景色でずっと勘違いしていたことに気づきました。
そしてすぐに行ってみたいという気持ちになりました。
四国の旅は基本が車移動で山は移動の際に通るところという認識でした。
ですが、四国カルスト(天狗高原)をみてその思いは覆されました。
ここは本当に日本ですか?は最初に思ったことでした。
早速その時の旅の予定に盛り込んで行ってみることにしました。
季節はゴールデンウィークですが、標高が高いこの場所では、かなりの風もあり少し肌寒いくらいに気持ちがいいのです。
四国カルストの行ったら天狗高原の魅力を感じて欲しい

天狗高原は、愛媛県と高知県の県境に広がる標高約1,400mの高原で、日本三大カルストの一つ「四国カルスト」の中心的存在になります。
豊かな自然を満喫する遊歩道が整備された「天狗高原」
白い石灰岩が点在する草原と、放牧された牛たちがのどかに歩く風景は、まるで異国のような非日常感を味わえます。
春の新緑、夏の高山植物、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々で異なる絶景が楽しめるのも大きな魅力。
澄んだ空気と広大なパノラマ、そして季節ごとに変化する自然の美しさに癒される、どこを切り取っても絵になる、四国屈指の絶景スポットです。
車やバイクから降りてみんな撮影に夢中になる、そんな場所です。
GoProと四国カルストの相性は抜群
GoProってどんなカメラ?
今回、いつもの一眼レフとは別にGoProというカメラを持参しました。
皆さんはGoProというカメラをご存じでしょうか。
GoProは手のひらサイズで超軽量なのに、4Kの高画質や超広角、強力な手ブレ補正、防水性能まで全部入り!アクティブなレジャーや旅行、日常のVlogまで、どこでも気軽に迫力ある映像が撮れるのが魅力のカメラです。
るるんが持っているのは、かなり初期になるので専用の防水ケースに入れないと防水できないですが、最新の機種はカメラそのものが防水でとても便利です。
正直、最新モデルもとても欲しいです。
軽くて頑丈で気軽に持っていられるので、旅行には基本持っていきます。
四国カルストにも持っていたのですが、超広角が生かせる絶景でとても活躍したので皆さんにご紹介したいと思います。
GoProでどんな写真が撮れる?
GoProの魅力はなんといっても、高画質で超広角な画角を実現できるところです。
普段の写真を撮る際はそこまで気にならない方も多いかと思いますが、旅行に行った際や、迫力のある建物やどこまでも広がる広大な自然を目にした時、カメラを向けても画角に収まらない!なんてことは多いのではないでしょうか。
GoProはその悩みを吹き飛ばすように、目でみているこの感動を残すことができるカメラです。
どんな写真が撮れるかみていきましょう!
GoPro撮影した写真たち
下記は、GoProで撮影した写真の一部です。
ご覧ください。



色味はどちらかというと、パキッとしていて青がとても鮮やかに出ます。
好き嫌いあるかと思いますが、青空がとても爽やかに映るのでるるんは気に入っています。
また、見た景色そのままで切り取れる楽しさがあります。
四国カルストの季節ごとの魅力

四国カルストは、標高1,000~1,500mの高原が織りなす大自然のパノラマが、季節ごとにまったく異なる表情を見せてくれる場所です。その魅力を季節ごとに紹介します。
春(3月~5月)
- 新緑が芽吹き、丘陵地一面がやわらかな緑に染まります。
- 大川嶺ではツルギミツバツツジが咲き誇り、春の花々が高原を彩ります。
- 雪解け後は澄んだ空気とともに、爽やかな風景が広がります。
夏(6月~8月)
- ハンカイソウやヒメユリなど、珍しい高原植物が咲き誇ります。特に7月は黄色いハンカイソウの群生が圧巻です。
- 涼しい高原は避暑地として人気で、放牧牛と緑の草原が広がる牧歌的風景が楽しめます。
- 夜は満天の星空が広がり、天の川や流れ星も観察できます。
秋(9月~11月)
- 草原がススキや紅葉で金色や赤に染まり、山々の稜線と青空のコントラストが美しい季節です。
- 放牧牛と紅葉のコラボレーションなど、秋ならではの景色が広がります。
- 早朝には幻想的な雲海が現れることもあり、特別な絶景が楽しめます。
冬(12月~2月)
- 一面が銀世界となり、静寂に包まれた雪景色が広がります。
- 空気が澄み、晴れた日には青空と雪のコントラストが美しいです。
- 道路の通行止めや積雪・凍結があるため、訪問時は注意が必要です。
四季を通じた楽しみ方
季節ごとに異なる高原植物や動物たち、星空や雲海など、何度訪れても新しい発見があります。
春夏はハイキングやキャンプ、秋は紅葉狩り、冬は雪景色の鑑賞など、アクティビティも多彩です。
四国カルストは、自然のダイナミズムと静けさが四季折々に体感できる、日本屈指の絶景スポットです。
るるんが訪れたことがあるのは、5月と9月です。
どちらも地上では少し熱く汗ばむ陽気の時期ですが、四國カルストに着くと空気が変わります。
清々しく、気持ちのいい風が吹いて(少し強風の場合も)標高の高さを一瞬で感じられました。
夏場でも薄手の長袖を1枚持っていると安心です。
訪れる際の注意点

前項にも簡単に記載しましたが、季節によって異なる顔を見せる四国カルストです。
標高の高い場所になりますので、注意点もあります。
四国カルストを訪れる際の主な注意点は以下5点です。
- 道幅が狭く運転注意
四国カルスト縦断線は道幅が狭い箇所が多く、対向車とのすれ違いに注意が必要です。 - ガソリンは事前に満タンに
周辺にガソリンスタンドが少なく、土日は休業の店舗もあるため、事前に給油を済ませておきましょう。 - 防寒・雨具の準備
標高1,000m以上の高地で、夏でも冷え込むことがあるため、防寒着や雨具を必ず持参しましょう。
せっかくの絶景も寒いとすぐに車に戻りたくなってしまいます。
それでは時間をかけて登ってきたのにもったいないです。雨天時は無理をせず計画を変更しましょう。 - 強風や自然環境への警戒
強風が吹くことが多く、転倒や落石、虫刺されにも注意が必要です。
特にキャンプ時は風対策や虫よけ対策を忘れずに。 - 冬季は通行止めや積雪に注意
冬季は積雪や凍結による通行止めがあるため、事前に道路状況を確認しましょう。
雪景色の幻想的な景色を見てみたいですが、初めて訪れる方や運転に慣れていない方は冬は避ける方が安心です。
車で訪れる観光地のように思う方も多いかと思いますが、標高の高い山である認識を忘れずに思いっきり楽しめるよう事前準備はしっかり行いましょう!
四国カルストへのアクセス方法

四国カルストにはアクセス方法は複数あり、大きくは愛媛県側(松山)からと高知県側と2パターンあります。
□愛媛県松山方面から(距離:約71km 所要時間:約1時間40分)
松山IC→国道33号で約45km→落出(柳谷)→国道440号で約25km→地芳峠→四国カルスト公園縦断線で約3km→姫鶴平
□高知方面から(距離:62km 所要時間:約1時間20分)
須崎東IC→国道197号で約38km→高野→東津野城川林道・県道48号経由で約20km→天狗高原→四国カルスト公園縦断線で約4km→姫鶴平
終わりに

四国カルストの魅力についていかがでしたでしょうか。
愛媛県と高知県の県境に東西約25km、標高1000~1500mにわたり広がる日本三大カルストの一つとして知られていますが、なかなか行くことがなかった人も多いかと思います。
標高の高さからアクセスや過ごし方に注意点はありますが、きちんと知ってから行けば本当に素晴らしい景色や空気を体験することができるかと思います。
るるんは行ってよかった、またいきたいと思った場所でしたので皆さまにもぜひ体験していただければ嬉しいです。
四国カルストは広く見るところもたくさんあるので、また別の場所も深掘りしていきたいと思います。
その時はまた新しい記事を書きたいなと思っております。
それではまた。