アイスクリンはなぜ人気?高知でパラソルを見かけたら必ず立ち寄ってほしい魅力を紹介!

こんにちは!
兵庫県民でありながら年に何度も高知県へ通う高知好きの”るるん”です。
高知のソウルフードはたくさんありますが、デザート部門で人気No.1はアイスクリンで決まりではないでしょうか。
アイスクリンは、20年ほど前までは、全国で販売されていたそうですが、戦後の物資不足により今では高知でしか見かけなくなりました。
その後、メディアでアイスクリンという名称の珍しさや高知の商人が多いと紹介され高知名物となっていきました。
今回は甘さ控えめであっさりした味が子供からご年配の方まで大人気のアイスクリンの魅力を紹介していきます。
この記事を最後まで読んでいただければ、高知旅の際は、パラソルを見かけたら立ち寄ってほしい理由がわかってもらえるかと思います。
それではどうぞ!
アイスクリンの歴史

アイスクリンの始まり
高知のアイスクリンは、日本のアイスクリームの歴史から派生した独特の氷菓です。
1860年、咸臨丸で渡米した日本人がアイスクリームを初めて食べ、「あいすくりん」と呼びました。
1869年、横浜で日本初のアイスクリームが「あいすくりん」という名称で販売され、その後全国に広がりました。
大正10年(1921年)、高知アイスクリーム商工業協同組合が設立され、130人の組合員が県内各地で「アイスクリン」の名称で行商を始めました。
戦後の物資不足などにより、昭和30年(1955年)頃には組合員は20人程度に減少しました。
自動車の普及に伴い、道路脇にパラソルを開いたアイスクリン屋が急増し、県内に100本以上のパラソルが立ち並ぶようになりました。
現在、高知アイスやさめうらフーズなど、複数のメーカーが高知県内でアイスクリンを製造・販売しています。
高知のアイスクリンは、観光地付近での移動式パラソル販売が特徴的で、地元の人々や観光客に愛され続けている郷土のスイーツです。
「1×1=1」ってどういう意味?
お店の看板やパッケージにも印刷されている謎の数式が必ず目に入ります!
どういった意味なのかな?と気になっていた人も多いかと思います。
地元高知ではお馴染みのフレーズには実はこんな意味があるのです。
「伝統一番・味一番・信用一番。」
シンプルで説得力のある意味が良いです。
変わらないスタイルで変わらない味の継承は簡単なことではありません。
これからもこの「1×1=1」でい続けてほしいですね。
アイスクリンが高知で人気の理由
高知のアイスクリンは、大正10年(1921年)に高知アイスクリーム商工業協同組合が設立されたことから始まり、独特の製法と販売方法で人気を獲得しました。
製法面では、卵、脱脂粉乳、砂糖を原料とし、急速冷凍しながら攪拌する特殊な製造機を使用しています。この方法により、空気を含まないシャーベット状の食感が生まれ、「こじゃんと冷える」と評される独特の味わいが特徴となりました。
販売方法では、自動車の普及に伴い、道路脇にパラソルを開いたアイスクリン屋が急増し、高知の夏の風物詩となりました。この独特の販売スタイルは観光客の目を引き、高知名物として広く認知されるきっかけとなりました。
アイスクリンは地元の人々に「ソウルフード」として愛されると同時に、観光資源としての価値も高まりました。甘さ控えめでさっぱりとした味わいは健康志向とも合致し、子供からお年寄りまで幅広い層に支持されています。
駄菓子屋の店先、お城下、よさこい祭りなど、高知の至る所で見かけることができるアイスクリンは、日常生活に深く根付いた存在となっています。
このように、高知のアイスクリンは、その独特の製法、味わい、販売方法、そして地元の人々の愛着と観光資源としての価値が相まって、長年にわたり人気を維持し、高知を代表する名物として確立されました。
アイスクリンはどこで食べれる?

桂浜公園内
桂浜公園内は、高知市の観光地として有名な場所でもあります。
観光客も多くアイスクリンの販売してる場所も多くあります。
桂浜、龍馬記念館など歩いて観光することが多い場所でもありますので、小休憩にアイスクリンはとてもおすすめです。
- 坂本龍馬像に登る階段下
- 坂本龍馬像横
- 桂浜ビューポイント
- 桂浜のビーチの遊歩道中央
自家用車やレンタカーなどの場合は、桂浜からの帰り道の高知海岸の景色見るための駐車できるエリアにも出店でてる確率高いのでおすすめです。
迫力のある日本海を眺めながらアイスクリンを食べられるスポットでおすすめです!
市街地
遠くの観光地までいかずとも、高知駅から徒歩で行ける店舗もあります。
実は知らない人も多いですが、はりまや橋から徒歩10分ほどの場所にあるので、気軽に行ってみてはいかがでしょうか。
1×1=1 アイスクリン: はりまや橋から徒歩10分ほどの場所にある店舗

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その他イベント
夏のお祭りシーズンには、パラソルを立てての販売も行われています。
コンビニやスーパーでも一部のアイスクリンブランドが販売されています。
アイスクリンは高知の伝統的な味として親しまれており、観光地や地元の人々に愛されています。天候や季節によって販売場所が変わる可能性もあるので、現地で確認するのがおすすめです。
アイスクリンまとめ

ここまで、高知名物のアイスクリンの歴史や魅力などをお伝えしてきましたが、いかがでしたか。
アイスクリンが愛される理由と、見かけたら立ち寄って食べてみてほしい!理由が見つかったのではないでしょうか。
観光していて少し休憩したいけど喫茶店やcafeに入るほどでない時など、気軽に気分転換できるのも魅力です。
観光地ではもちろんですが、地元のイベントやこんな所に?と思う場所で見かけることもあります。
ぜひ立ち止まって、アイスクリンを作ってくれるお店の方をお話してみてください。
ダブルを注文したのにトリプルにしといたでーなんて笑いながら渡してくれる気さくな方も多くて楽しいのも魅力です。
桂浜周辺で食べる時は、浜風でアイスクリンが溶けやすいので気をつけてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた。

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