高知でアートと自然を感じるなら北川村「モネの庭」マルモッタンがおすすめな理由

こんにちは!
兵庫県民でありながら年に何度も高知県へ通う、高知好きの”るるん”です。
高知は土地が広く、観光地も東西南北にたくさんありますよね。
どこに行こうか。何をしようか悩んではいませんか。
今回は、高知の東エリアにあるアートと自然を存分に味わえる「モネの庭」マルモッタンをご紹介します。
「モネの庭」は、印象派の巨匠クロード・モネが愛した自宅の庭をモデルに造られた庭園。
世界に本家と高知の2つしかない、絵画のように美しい庭園です。
フランスの「モネの庭」と同じ管理を行ない造り上げた庭園は、モネの見ていた景色が再現されています。
美術館の絵画のように、景色をゆっくりと鑑賞してみましょう。
モネの庭とは・・

モネがこよなく愛したフランス・ジヴェルニーの庭をモデルに創られている庭園。
水辺に咲く色とりどりの睡蓮ときらめきゆらめく水面、太鼓橋や藤棚、バラのアーチ、混ざり合う光と花の色が目を引きます。
庭を散策すると、モネが目で見て描いていた風景を繊細にかいまみることができるのです。
水鏡に映る木々や草花の美しい様子は、北川村のまぶしい光と青い山海を背景に四季折々の自然模様を描きだし、草木の成長とともにその姿を変えていきます。
いつ行っても同じ景色ではない儚さと自然の逞しさを感じられます。
「モネの庭」マルモッタンの歴史
北川村「モネの庭」マルモッタンは、フランス・ジヴェルニーにある印象派の画家クロード・モネが愛した庭をモデルにした庭園です。
2000年に開園し、「水の庭」「花の庭」「光の庭」の3つで構成されています。
睡蓮や太鼓橋など、モネの絵画を思わせる風景が広がり、ジヴェルニーから株分けされた植物も植えられています。
世界で唯一「モネの庭」の名を許された特別な場所です。
お庭の種類について
「モネの庭」マルモッタン には、3つの庭があります。
どこから回っても問題ない造りになっていますが、るるんはいつも下記のルート!
水の庭→ボルディゲラゲラの庭→花の庭の順で回っています。
今回はその順番に説明していきたいと思います!
水の庭

「水の庭」は、北川村「モネの庭」マルモッタンにおける象徴的なエリアで、クロード・モネの代表作『睡蓮』の世界を再現した池が広がっています。
池には温帯性や熱帯性の睡蓮が咲き、特に高知県の温暖な気候を活かしてモネが夢見た青い睡蓮も開花しています。
日本文化に影響を受けたモネの感性を反映し、太鼓橋や藤棚など日本的な要素も取り入れられています。
水面に映る植物や光景(水鏡)は、時間帯によって異なる幻想的な雰囲気を楽しめます。
北川村「モネの庭」マルモッタンの「水の庭」は、6月下旬から10月下旬が最も見どころの季節です。特に以下の特徴があります。
1. 青い睡蓮の最盛期
モネが生涯咲かせられなかった熱帯性の「青い睡蓮」が6月下旬~10月下旬に開花し、池を彩ります。8月中旬には200~300輪の睡蓮が水面を覆い、絵画のような風景が広がります。
2. 午前中の鑑賞が必須
睡蓮は昼頃から花を閉じ始めるため、鮮やかな色彩を楽しむには午前中の訪問が推奨されます。
3. 水鏡の幻想的な景観
夏の7~9月は新緑が濃くなり、周囲の木々や空が水面に映る「水鏡」効果が最も顕著に現れます。太鼓橋とバラアーチのコントラストもこの時期が際立ちます。
4. メンテナンスによる美の維持
週1回の池の手入れ(葉の間引き・花がら摘み)により、モネの絵画を再現した配置が保たれています
花の庭

1. バラの最盛期
5月中旬~6月初旬にバラが最も美しく咲き誇り、アーチ状に連なるバラのトンネルやパレットのような混植花壇が彩られます。
2. チューリップとワスレナグサ
4月上旬にはフランス本家と同じ「チューリップとワスレナグサの混植花壇」が登場し、3月下旬~4月中旬には約2万球のチューリップが丘を覆います。
3. 秋の隠れた見どころ
10月下旬~11月中旬にはサルビアやセージがシックなオータムカラーで庭を彩り、ガーデナーおすすめの季節として紅葉との共演も楽しめます。
ただし主役は春のバラとチューリップです。
訪問のポイント
公式サイトの「花ごとの見頃カレンダー」で開花状況を確認し、午前中の光が柔らかい時間帯に訪れると色彩が鮮やかに映えます。
ボルディゲラゲラの庭

北川村「モネの庭」マルモッタンの「ボルディゲラの庭」は、地中海の光と色彩をテーマにした庭で、ヤシやオリーブなどの地中海性植物と高知の植物が融合した独自の空間です。
この庭は一年を通じて南国らしい雰囲気が楽しめますが、**特に春から初夏(4月~6月)が最も見どころとされています。
この季節は、地中海性植物が新芽を伸ばし、鮮やかな緑や花々が庭を彩ります。
さらに、太平洋を望むテラスからは、澄んだ空と光が織りなす景観が一層美しく感じられます。
また、春は気候も穏やかで、地中海の乾いた明るい世界観が最も感じられる時期です。
夏も南国らしい雰囲気が強調されますが、真夏は高温となるため、植物や景観をじっくり楽しむには春から初夏の訪問がおすすめです。
リヴィエラの小屋カフェ
地中海のリヴィエラ地方の農場をイメージした赤い屋根の建物。
ボルディゲラの絵画や美しい映像をご覧いただけます。テラスからは太平洋が一望でき、モネの描いた「ボルディゲラ」の風景が楽しめます。
ドリンクやスイーツが楽しめるカフェを併設しています。
営業時間 10:00~16:00
モネの庭の詳細情報
開園時間
9:00~17:00(最終入園 16:30)
休園日
6月~10月の第1水曜日、12月1日~2月末日
詳しくは公式HPの開園スケジュールの確認をおすすめします。
たまにですが、急遽お休みのときがあります。
入園料
- 一般:1,000円
- 小中学生:500円
- 小学生未満:無料
モネの庭のまとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
世界で唯一、本家が認めた「モネの庭」の魅力について、いかがでしたか。
高知「モネの庭」は、モネの芸術と高知の自然が融合した唯一無二の場所です。
絵画の世界に迷い込んだような非日常体験、季節ごとに変わる美しい花々、モネが夢見た青い睡蓮など、ここでしか味わえない感動があります。
芸術や自然が好きな方はもちろん、癒やしやインスピレーションを求めるすべての人におすすめです。
ぜひ一度、足を運んでみてください。
それではまた。
